生きねば。

遺書。

セレブさんよ、いまいづこ。

あっという間に2021年が終わってしまう。

何もしていない。

マジで、何もしていない。

何なら34年間の人生で最初の1年以外は描いていただろってくらいなんぞかんぞ絵を描いてきた人生であったが、一度も描いてない。

これはアレだ。美大卒業したくらいから毎年続けていた描初めをしなかったのをズルズル一年引きずってしまったのだ。

2022年の1月2日はちゃんと描こう。

 

 

2021年は何もしていなかったけど、何も無かったわけではなく、一番の事件はクサガメのセレブさんが脱走してしまったことだ。

しかもマロンちゃんの命日に。

 

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これは奇跡的に脱走直前に撮った指名手配写真。

 

大学入学して一月半経った5月の終わり頃から一緒に暮らし始めて15年ほど。

ずーーーーーーーーーーーーっと一緒にいたのだけれど、

何ならうちの動物たちがみんな先に亡くなった後も一緒だと思っていたのだけれど、

飼い主を置いて大自然に旅に出てしまったよ。

 

セレブさんは雌亀で、春は産卵場所を探して普段は全く出入りしないところまで段差よじ登って部屋中を闊歩するのだが、

猫が出入りできるように少し開けていたガラス戸から出て行ってしまった。

一応フォトフレームを立てて塞いでいたのだが、

まぁ、これくらいの高さあれば出て行かないだろうという私の怠慢でキチッとしたバリケードを作るのを後回しにしてしまったばかりに、

そのフォトフレームをよじ登って出ていってしまったのだ。

 

以前も一度脱走して、その時は一週間後の雨の日に家の裏の塀のところに佇んでいたから、

今回もそんな感じでそのうちひょっこり出てくるだろうと思っていた。

庭を探し、縁の下を探したが全く手掛かりはなかった。

母親が夜中聞いたという窓の下のガサゴソという音を最後に、

セレブさんは消息を絶った。

 

今セレブさんはどこにいるだろう。

 

残された妹分のブルジョワさんは、何故か性格が変わった。

臆病で今まで近づいたらすぐ逃げていた子だったのに、全然動じない子になった。

そして何故か全然冬眠する気配がなくて焦った。

雪が降った次の日も安定の日向ぼっこを見せてくれた。

12月も残すところ後1週間と差し迫ってからやっと姿を隠すようになったよ。

君、餌食べなくなってから2ヶ月くらい起きてたけど体力大丈夫か。

冬眠から覚めるまで、いつもなら後4ヶ月ほど。

飼い主めちゃくちゃ心配であーる。

 

 

セレブさん、君はちゃんと冬眠できてますか?

仲間の亀になら近所で会いました。

この辺には田んぼも用水路もあるのでそれなりに不自由ない暮らしができているとは思いますが、

箱入り娘で育ててきたから、ちゃんと冬前までに太るほど餌を食べれていたのか心配です。

 

早く帰ってきてくれないと、ブルジョワさんがアホの子まっしぐらだよ…。